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2015年は過去最多数のシャークアタック




2015年は過去最多数のシャークアタックがありました。

皆さん、ご存知のように、南アフリカでのWSLのツアー中、ミックファニングが、ジュリアンウィルソンとの優勝を賭けたファイナルヒート中に、シャークアタックに遭遇し、間一髪のところで難を逃れた事は記憶に新しいと思います。



また、先日のブログでもお伝えしたように、オーストラリアのタスマニア島でも何日か前にシャークアタックが有りました。



幸いにも、サメはボードに噛み付いただけで、ケガ人はなかったとの事ですが、最近は特にサメに関するニュースを聞くことが多く、2015年は過去最高のシャークアタック数となったようです。



2015年は、98件のシャークアタックの件数が報告されていますが、その中で亡くなった方は6人、少なくとも、4日に一回は世界のどこかで誰かがシャークアタックに遭遇している事になります。



亡くなった方のうち、一人はハワイでシュノーケリングの最中に、二人はインド洋のレユニオン島、オーストラリアでは日本人の方が、その他はエジプト、ニューカレドニア…



2015年のシャークアタック数は2000年に最多を記録した88件を10件も上回る数だそうで、その中には、ニューヨークのロングアイランドにて、ブギーボーダーが襲われた事例も…



中でもアメリカが59件と最も多く、そのうちフロリダが最多の30件、この数は、同地の15年前の10倍に上るそうです。



その次に多いのはオーストラリアの18件、次いで南アフリカの8件となってます。



サメの個体数の増加、近年のSUPブームなどによる海に入る人の増加、海水温度の上昇などにより、以前よりサメに遭遇する確率は増えてきています。



シャークアタックの危険性は、決してサーファーだけの問題ではなく、ビーチで普通に海水浴する方達にも該当します。



以下に、私がいろんな方達に今迄に伝え聞いたシャークアタックの防止策や、アメリカ、フロリダ州のインターナショナルシャークアタックファイルが公表している対処法などをランダムにまとめてみました。



これから暖かくなり、海に出かける方のご参考になれば幸いです。



1.サメが活動的になる明朝や夕暮れ時の入水を避ける。


もう20年以上前ですが、バリ島のクタビーチで波乗りしてると、夕暮れ時に知り合いのローカルサーファーが、以前、夕暮れ時に波乗りしてると、二匹もサメを見た事があるから、と言って、急いで海から上がってました。




2.黄色のサーフボードを使用しない。


サメは、海の中では黄色が血液の色に見えるらしく、ミックファニングも南アフリカでの一件に遭うまでは、黄色のボードを使用していたようです。




3.小用はアウトでするのではなく、インサイドまで行ってから。また、ケガなどで流血がある場合はすぐに海から上がる。


お食事中の方、すみません…
サメは匂いに敏感らしく、一滴の血でも100メートル先から匂いが分かり、もちろん尿に関してもそうであると聞いた事があります。


個体差もあると思うので、科学的根拠は不明ですが、特に女性の場合は男性と違って、定期的に身体に変化が訪れる事があると思いますので、そのよう時期においては、もしかしたら特別の注意が必要かもしれません…



4.ハンマーヘッドはアンモニア臭がする。


ハンマーヘッドが近づいてきて、海で匂いが分かるかどうか不明ですが、少しでもおかしいと思えば注意が必要です。



5.イルカがいるところには、サメが居てる?しかし、イルカはサメを追い払ってくれる?


バリに居てる時に聞いた話です。イルカが居てても一応の注意が必要だと思います。



6.白色は自分の身体を大きく見せる色。サメは自分より大きな生き物を襲わない。なので、伊勢の海女さんは白い服で海に入っている?


小さい頃にどこかで聞いた話ですが…



7.サメに遭ったら鼻先をパンチするか、目に指を入れる。


サメの急所は鼻先だそうです。ミックファニングも次に襲って来た時は、鼻先を殴ろうと待ち構えていたらしいです。

この人は本当にすごい…

ちなみに、ニュース映像でも出てた、ミックファニングを襲ったサメですが、あの尾びれの大きさからすると、相当大きなサメだったのではと言われています。

海から上がった後のミックファニングのリーシュも、映像では見事にスパッと切れてましたね…恐ろしい!


8.釣りをしている人達の近くでは、海に入らない。

インターナショナルシャークアタックファイルの記述です。


9.ジュエリーなどの光り物を付けて海に入らない。


インターナショナルシャークアタックファイルの記述です。



10.一人で海に入らない。


サメの発見は周りの人から知らされる事もあります。また、自分の身に何かあった時に、救援を呼ぶためにも、一人で海に入るのは避けましょう。


最後に…

サメは腰ぐらいの深さがあれば、普通に浅瀬のビーチまで入ってくるそうです。

現に、私が過去に滞在していた西オーストラリアでも、数ヶ月前に、いつも行っていた浅瀬のビーチでシャークアタックがあり、不幸な結果になってしまった方がいらっしゃったそうです。


海は素晴らしい恩恵を私達に与えてくれますが、その恩恵を受け続けるためにも、細心の注意を払って、波乗りしたいですね。


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